数百枚の細長く硬い葉を球状に広げる、砂漠性の常緑多年草です。老株では木質化した幹が立ち上がり、成熟すると巨大な直立花序を伸ばします。英名Desert spoon、また伝統的な蒸留酒名からSotolとも呼ばれます。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学名 | Dasylirion wheeleri |
| 科・属 | キジカクシ科(Asparagaceae)/ダシリリオン属(Dasylirion) |
| 目 | キジカクシ目(Asparagales) |
| 和名・流通名 | ダシリリオン・ウィーレリ |
| 中国名 | 惠勒丝兰状龙舌兰 Dasylirion wheeleri |
| 原産地・分布 | アメリカ南西部からメキシコ北部 |
| 花期 | 晩春から夏 |
| 安全性 | 重い全身毒性は一般に知られていませんが、葉縁の細かな刺で皮膚を切りやすいため、管理時は手袋と保護眼鏡が安全です。 |
生態と特徴
乾燥、強光、寒暖差の大きい岩礫地に適応し、細い葉で受光しながら水分損失を抑えます。葉縁には細かな逆向きの鋸歯が並びます。葉は繊維や生活用具に利用され、株の中心部は地域文化の中で食品やソトル酒の原料にもされてきました。
花・果実
花期は晩春から夏です。開花・結実の時期は地域の気温、降水、栽培条件によって前後します。受粉後はこの分類群に固有の果実と種子を形成し、種子繁殖に加えて地下茎、側芽、株分けなどを利用する種もあります。
安全性
重い全身毒性は一般に知られていませんが、葉縁の細かな刺で皮膚を切りやすいため、管理時は手袋と保護眼鏡が安全です。