多数の赤い小花と長く突き出る雄しべが、大きな球形花序をつくる球根植物です。Blood lily、Fireball lilyの英名どおり、鮮烈な火の玉のように見えます。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学名 | Scadoxus multiflorus |
| 科・属 | ヒガンバナ科(Amaryllidaceae)/スカドクサス属(Scadoxus) |
| 目 | キジカクシ目(Asparagales) |
| 和名・流通名 | スカドクサス・ムルティフロルス |
| 中国名 | 多花血百合(Scadoxus multiflorus) |
| 原産地・分布 | 熱帯・南部アフリカからアラビア半島南西部 |
| 花期 | 多くの地域で春末から夏 |
| 安全性 | 有毒です。鱗茎をはじめ全草にヒガンバナ科アルカロイドを含み、誤食は危険です。伝統利用の記録があっても自己判断で薬用にしないでください。 |
生態と特徴
地下鱗茎で乾季を休眠し、雨季に葉と花を展開します。地域や亜種によって、葉より先に花が出るものと同時に展開するものがあります。受粉後は赤~橙赤色の肉質果実ができ、観賞価値があります。現在は三つの亜種が認められます。
花・果実
花期は多くの地域で春末から夏です。開花・結実の時期は地域の気温、降水、栽培条件によって前後します。受粉後はこの分類群に固有の果実と種子を形成し、種子繁殖に加えて地下茎、側芽、株分けなどを利用する種もあります。
安全性
有毒です。鱗茎をはじめ全草にヒガンバナ科アルカロイドを含み、誤食は危険です。伝統利用の記録があっても自己判断で薬用にしないでください。