太い多肉質の幹と、二又分枝を繰り返す樹冠をもつ巨大な樹木状多肉植物です。淡色で剥がれる樹皮は日射熱を反射します。先住民が中空の枝を矢筒に利用したことからQuiver treeと呼ばれます。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学名 | Aloidendron dichotomum |
| 科・属 | ツルボラン科(Asphodelaceae)/アロイデンドロン属(Aloidendron) |
| 目 | キジカクシ目(Asparagales) |
| 和名・流通名 | クイバーツリー |
| 中国名 | 箭袋树(Aloidendron dichotomum) |
| 原産地・分布 | ナミビアおよび南アフリカ西部 |
| 花期 | 原産地では冬、主に5~8月 |
| 安全性 | 汁液や植物組織は食用に適さず、摂取すると胃腸症状を起こす可能性があります。敏感な人は汁液への接触も避けてください。 |
生態と特徴
乾燥地で幹と枝へ水を蓄え、疎らな枝先に多肉葉を束生します。冬には黄色い花をつけ、鳥や昆虫に蜜を供給します。ナミビアを象徴する景観植物ですが、成長は遅く、気候変化による高温・乾燥化が分布へ与える影響も懸念されています。
花・果実
花期は原産地では冬、主に5~8月です。開花・結実の時期は地域の気温、降水、栽培条件によって前後します。受粉後はこの分類群に固有の果実と種子を形成し、種子繁殖に加えて地下茎、側芽、株分けなどを利用する種もあります。
安全性
汁液や植物組織は食用に適さず、摂取すると胃腸症状を起こす可能性があります。敏感な人は汁液への接触も避けてください。