直径約0.5~1 mmの粒状体だけで水面に浮かぶ、世界最小級の被子植物です。根がなく、茎と葉も極端に単純化していますが、微小な花と果実をつくるれっきとした被子植物です。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学名 | Wolffia globosa |
| 科・属 | サトイモ科(Araceae)/ミジンコウキクサ属(Wolffia) |
| 目 | オモダカ目(Alismatales) |
| 和名・流通名 | ミジンコウキクサ |
| 中国名 | 球状无根萍(ミジンコウキクサ) |
| 原産地・分布 | アジアの熱帯・亜熱帯から一部温帯域 |
| 花期 | 温暖な生育期。自然条件での開花はまれ |
| 安全性 | 一般に強い毒性は知られていません。ただし野外水域の個体は汚染物質や微生物を蓄積する可能性があるため、採取してそのまま食べないでください。 |
生態と特徴
池、水田、水路など静かな富栄養水面で、母体から小さな娘体が生じる栄養繁殖によって急速に増えます。体全体で水中の養分を吸収するため成長が速く、栄養価や食料利用の研究対象にもなっています。
花・果実
花期は温暖な生育期。自然条件での開花はまれです。開花・結実の時期は地域の気温、降水、栽培条件によって前後します。受粉後はこの分類群に固有の果実と種子を形成し、種子繁殖に加えて地下茎、側芽、株分けなどを利用する種もあります。
安全性
一般に強い毒性は知られていません。ただし野外水域の個体は汚染物質や微生物を蓄積する可能性があるため、採取してそのまま食べないでください。