世界最大級の無分枝花序をつくる植物です。巨大な肉穂花序と暗赤色の仏炎苞から腐肉臭を放ち、熱を発生させて臭いを拡散し、腐肉に集まる甲虫やハエを送粉者として誘います。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学名 | Amorphophallus titanum |
| 科・属 | サトイモ科(Araceae)/コンニャク属(Amorphophallus) |
| 目 | オモダカ目(Alismatales) |
| 和名・流通名 | ショクダイオオコンニャク |
| 中国名 | 巨魔芋 |
| 原産地・分布 | インドネシア・スマトラ島西部 |
| 花期 | 成熟球茎が不定期に開花し、開花期間は数日 |
| 安全性 | 組織には草酸カルシウム針晶などの刺激物質があり、食用にできません。展示株へ触れたり、植物組織を口へ入れたりしないでください。 |
生態と特徴
地下の巨大な球茎から、開花しない年には一本の「木」のように見える巨大複葉を出します。葉で数年間資源を蓄え、十分な大きさになると花序へ切り替わります。野生では森林減少の影響を受け、植物園での栽培・開花記録が保全と研究に重要です。
花・果実
花期は成熟球茎が不定期に開花し、開花期間は数日です。開花・結実の時期は地域の気温、降水、栽培条件によって前後します。受粉後はこの分類群に固有の果実と種子を形成し、種子繁殖に加えて地下茎、側芽、株分けなどを利用する種もあります。
安全性
組織には草酸カルシウム針晶などの刺激物質があり、食用にできません。展示株へ触れたり、植物組織を口へ入れたりしないでください。