地下球茎から一本の大きな複葉を出す熱帯性コンニャク属植物です。葉柄の色と斑紋、花序の形に個体差が大きく、種小名variabilisは「変化しやすい」を意味します。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学名 | Amorphophallus variabilis |
| 科・属 | サトイモ科(Araceae)/コンニャク属(Amorphophallus) |
| 目 | オモダカ目(Alismatales) |
| 和名・流通名 | アモルフォファルス・ヴァリアビリス |
| 中国名 | 野魔芋 |
| 原産地・分布 | インドネシア・ジャワ島と周辺島嶼 |
| 花期 | 雨季の生育周期開始時。成熟球茎のみ開花 |
| 安全性 | 多くのコンニャク属と同様に草酸カルシウム針晶を含み、生の組織は口腔と消化管を強く刺激します。食用種と取り違えず、摂取しないでください。 |
生態と特徴
雨季には樹木のように枝分かれして見える一枚の複葉で光合成し、乾季には地上部を失って球茎で休眠します。成熟株は葉に先立って仏炎苞と肉穂花序を出し、臭いで小型昆虫を誘って受粉します。
花・果実
花期は雨季の生育周期開始時。成熟球茎のみ開花です。開花・結実の時期は地域の気温、降水、栽培条件によって前後します。受粉後はこの分類群に固有の果実と種子を形成し、種子繁殖に加えて地下茎、側芽、株分けなどを利用する種もあります。
安全性
多くのコンニャク属と同様に草酸カルシウム針晶を含み、生の組織は口腔と消化管を強く刺激します。食用種と取り違えず、摂取しないでください。