細長い茎に小さな鋸歯葉を輪生する、完全沈水性の多年草です。断片、地下塊茎、越冬芽など複数の方法で増え、条件がよいと密な水中群落をつくります。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学名 | Hydrilla verticillata |
| 科・属 | トチカガミ科(Hydrocharitaceae)/クロモ属(Hydrilla) |
| 目 | オモダカ目(Alismatales) |
| 和名・流通名 | クロモ |
| 中国名 | 黑藻(クロモ) |
| 原産地・分布 | 旧世界の熱帯から温帯。現在は美洲などへも移入 |
| 花期 | 日本では8~10月ごろ |
| 安全性 | 一般に明確な毒性は知られていません。水槽や池の株を自然水域へ捨てず、地域の外来種規制を確認してください。 |
生態と特徴
雌雄異株または同株の系統があり、雄花は母株から離れて水面へ浮上し、そこで花粉を放つ独特の受粉を行います。水質浄化や水生動物の生息場になる一方、移入地では繁殖力の強い侵略的外来水草として問題になります。
花・果実
花期は日本では8~10月ごろです。開花・結実の時期は地域の気温、降水、栽培条件によって前後します。受粉後はこの分類群に固有の果実と種子を形成し、種子繁殖に加えて地下茎、側芽、株分けなどを利用する種もあります。
安全性
一般に明確な毒性は知られていません。水槽や池の株を自然水域へ捨てず、地域の外来種規制を確認してください。