細い線形葉の先がやや鈍い、池沼や緩流に生える多年生沈水植物です。似た細葉性ヒルムシロ類とは、葉先、葉脈、托葉、果実などを合わせて識別します。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学名 | Potamogeton obtusifolius |
| 科・属 | ヒルムシロ科(Potamogetonaceae)/ヒルムシロ属(Potamogeton) |
| 目 | オモダカ目(Alismatales) |
| 和名・流通名 | イヌイトモ |
| 中国名 | 钝叶眼子菜(イヌイトモ) |
| 原産地・分布 | 北半球の温帯域 |
| 花期 | 日本では6~9月 |
| 安全性 | 明確な強毒性は知られていませんが食用植物ではありません。希少な水草群落では無断採取を避けてください。 |
生態と特徴
比較的清澄で穏やかな淡水環境を好み、水底の地下茎から茎を伸ばします。小さな穂状花序を水面へ出して結実します。護岸化、水質変化、競合水草の増加などで地域個体群が減少しています。
花・果実
花期は日本では6~9月です。開花・結実の時期は地域の気温、降水、栽培条件によって前後します。受粉後はこの分類群に固有の果実と種子を形成し、種子繁殖に加えて地下茎、側芽、株分けなどを利用する種もあります。
安全性
明確な強毒性は知られていませんが食用植物ではありません。希少な水草群落では無断採取を避けてください。