白い大輪花に金黄色の筋と赤褐色の斑点が入り、強い芳香を放つ日本固有の大型ユリです。世界のオリエンタル・ハイブリッド育種へ大きな影響を与えた重要な原種でもあります。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学名 | Lilium auratum |
| 科・属 | ユリ科(Liliaceae)/ユリ属(Lilium) |
| 目 | ユリ目(Liliales) |
| 和名・流通名 | ヤマユリ |
| 中国名 | 山百合(ヤマユリ) |
| 原産地・分布 | 日本固有。主に本州 |
| 花期 | 7~8月 |
| 安全性 | 猫には極めて有毒で、花粉、葉、花、茎、鱗茎、花瓶の水まで危険です。人では鱗茎の伝統食利用がありますが、正確な同定なしに野生ユリを食べないでください。 |
生態と特徴
山地の斜面や明るい林縁に生え、地下鱗茎へ年々資源を蓄えます。成熟株は多数の巨大花をつけ、花後に蒴果を形成します。野生個体は園芸採取、動物食害、植生遷移などの影響を受けるため、生育地での観察にとどめることが大切です。
花・果実
花期は7~8月です。開花・結実の時期は地域の気温、降水、栽培条件によって前後します。受粉後はこの分類群に固有の果実と種子を形成し、種子繁殖に加えて地下茎、側芽、株分けなどを利用する種もあります。
安全性
猫には極めて有毒で、花粉、葉、花、茎、鱗茎、花瓶の水まで危険です。人では鱗茎の伝統食利用がありますが、正確な同定なしに野生ユリを食べないでください。