細い幹の先に掌状の扇形葉を広げるジャマイカ固有のヤシです。幹には古い葉鞘の繊維が残り、英名Jamaican thatch palmのとおり、葉は屋根材などに利用されてきました。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学名 | Thrinax parviflora |
| 科・属 | ヤシ科(Arecaceae)/クマデヤシ属(Thrinax) |
| 目 | ヤシ目(Arecales) |
| 和名・流通名 | コバナクマデヤシ |
| 中国名 | 小花叉叶棕(Thrinax parviflora) |
| 原産地・分布 | ジャマイカ固有 |
| 花期 | 熱帯では温暖期。降雨条件で変動 |
| 安全性 | 明確な毒性は知られていませんが、果実を一般的な食用として扱う資料は十分ではありません。観賞株を自己判断で食べないでください。 |
生態と特徴
石灰岩地や比較的乾燥する海岸性環境に適応します。小さな花を分枝花序へ多数つけ、花後には近球形の小果実ができます。耐風・耐乾性をもつ一方、固有種なので原生地の生息地保全が重要です。
花・果実
花期は熱帯では温暖期。降雨条件で変動です。開花・結実の時期は地域の気温、降水、栽培条件によって前後します。受粉後はこの分類群に固有の果実と種子を形成し、種子繁殖に加えて地下茎、側芽、株分けなどを利用する種もあります。
安全性
明確な毒性は知られていませんが、果実を一般的な食用として扱う資料は十分ではありません。観賞株を自己判断で食べないでください。