道端や畑に普通に見られる一年草で、緑色の毛に覆われた円柱形花序が犬の尾に似ることからエノコログサと呼ばれます。栽培作物アワの野生祖先に近い植物です。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学名 | Setaria viridis |
| 科・属 | イネ科(Poaceae)/エノコログサ属(Setaria) |
| 目 | イネ目(Poales) |
| 和名・流通名 | エノコログサ |
| 中国名 | 狗尾草 |
| 原産地・分布 | ユーラシア原産とされ、現在は世界の温帯・暖温帯に広く分布 |
| 花期 | 夏から秋 |
| 安全性 | 一般に強い毒性は知られていませんが、穂の剛毛は動物の口・眼・耳へ入り刺激を起こす場合があります。道路沿いの株を食用にしないでください。 |
生態と特徴
C4型光合成を行い、高温・強光下でよく成長します。多数の小穂をつけ、種子で翌年へつながります。畑では雑草ですが、小鳥や昆虫の餌になり、作物の栽培化を理解する上でも重要です。
花・果実
花期は夏から秋です。開花・結実の時期は地域の気温、降水、栽培条件によって前後します。受粉後はこの分類群に固有の果実と種子を形成し、種子繁殖に加えて地下茎、側芽、株分けなどを利用する種もあります。
安全性
一般に強い毒性は知られていませんが、穂の剛毛は動物の口・眼・耳へ入り刺激を起こす場合があります。道路沿いの株を食用にしないでください。