湖沼や河川の浅水域に群落をつくる大型多年生イネ科植物です。黒穂菌Ustilago esculentaとの特殊な共生で若い茎が肥大したものは、マコモタケまたは中国語で茭白として食用になります。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学名 | Zizania latifolia |
| 科・属 | イネ科(Poaceae)/マコモ属(Zizania) |
| 目 | イネ目(Poales) |
| 和名・流通名 | マコモ |
| 中国名 | 菰(マコモ) |
| 原産地・分布 | 中国、日本、朝鮮半島、ロシア極東など東アジア |
| 花期 | 8~10月 |
| 安全性 | 正常な若い肥大茎は食用ですが、黒い胞子を大量形成したもの、腐敗したものは食べません。野生株は水質汚染の可能性もあるため自己採取を避けてください。 |
生態と特徴
太い地下茎で広がり、水辺の土壌を安定させます。感染系統では菌が花形成を抑えて茎を肥大させ、人はその性質を栽培によって維持してきました。感染していない株は花をつけ、同属の北米野生米に近い穀粒を形成します。
花・果実
花期は8~10月です。開花・結実の時期は地域の気温、降水、栽培条件によって前後します。受粉後はこの分類群に固有の果実と種子を形成し、種子繁殖に加えて地下茎、側芽、株分けなどを利用する種もあります。
安全性
正常な若い肥大茎は食用ですが、黒い胞子を大量形成したもの、腐敗したものは食べません。野生株は水質汚染の可能性もあるため自己採取を避けてください。