湿地や浅水域に生える細身の多年草で、細い円柱形の稈の先に一つの小穂をつけます。果実が非常に小さいことが和名の由来です。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学名 | Eleocharis parvinux |
| 科・属 | カヤツリグサ科(Cyperaceae)/ハリイ属(Eleocharis) |
| 目 | イネ目(Poales) |
| 和名・流通名 | コツブヌマハリイ |
| 中国名 | 小粒沼针蔺(コツブヌマハリイ) |
| 原産地・分布 | 日本固有。本州・四国・九州 |
| 花期 | 5~7月 |
| 安全性 | 明確な強毒性は知られていませんが食用植物ではありません。希少な湿地個体を採取せず、生育地の水文環境を保全してください。 |
生態と特徴
地下部からまとまって稈を出し、季節的な水位変化がある湿地に生育します。湿地の開発、遷移、管理放棄で減少し、日本では絶滅危惧II類(VU)です。近縁種との識別には小穂、鱗片、痩果、花柱基部の顕微鏡的観察が重要です。
花・果実
花期は5~7月です。開花・結実の時期は地域の気温、降水、栽培条件によって前後します。受粉後はこの分類群に固有の果実と種子を形成し、種子繁殖に加えて地下茎、側芽、株分けなどを利用する種もあります。
安全性
明確な強毒性は知られていませんが食用植物ではありません。希少な湿地個体を採取せず、生育地の水文環境を保全してください。